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New Release
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【収録曲】
1. ジェイソン 作詞 : 直枝政広 作曲 : 矢部浩志+直枝政広
新曲。5人編成時代末期にライヴ演奏のみで披露されていたインスト曲に新たな歌詞とメロディを加えたリメイク・ヴァージョン。
2. Flange 作詞・作曲:直枝政広
これぞカーネーション節。渋味と色気たっぷりのBitter Sweet Rock'n'Roll
3. 恋するふたり 作詞 : 直枝政広+高田伸敏 作曲 : 直枝政広
2007年に地域限定でオンエアされた「ヤクルト・ビューティエンス」のCMソング
4. ジェイソン(2002 Legendary Version) 作詞 : 直枝政広 作曲 : 矢部浩志+直枝政広
5人時代の貴重なライヴ音源である幻の旧「ジェイソン」。
音源はMUSASHINO COSMIC BASKING@渋谷 CLUB QUATTRO (2002.2.3)より
5. ジェイソン(Short Version) 作詞 : 直枝政広 作曲 : 矢部浩志+直枝政広
新曲「ジェイソン」のミックス違いショート・エディット・ヴァージョン
常時MAXという名のアヴェレージ
時々、そう、本当に時々、ふっと、今も頭をよぎることがある。カーネーションが5人だった時代。ステージには、直枝政広、大田譲、鳥羽修、棚谷祐一、矢部浩志。その後トリオになってからとも、もちろん初期WAX時代ともまた違う、技術もセンスもある男たちによる熱気溢れるしなやかなグルーヴが、直枝の書く、奇妙に捩じれてはいるものの、一糸纏わない無骨な曲に躍動と洗練をもたらしていたあの時代を――。
否、振り返っているのではない。懐しんでいるのでもない。なぜなら、5人時代、それは間違いなく現在のカーネーションの礎だから。恐らくバンド・プロデューサーとしての直枝の頭の中には今も5人時代のアンサンブルがあり、それを基準点にしているところがある。鳥羽と棚谷がバンドを離れた時、直枝は「3人になって緊張感が高まった」と、当時何度も話してくれたが、その後の直枝が生み出す作品に極端なメスが入ることは今に至るまでない。言い方を換えれば、そこに鳥羽のギター、棚谷の鍵盤がないというだけで、その奇妙なまでに捩じれているものの、一糸纏わない無骨なソングライティングは変わっていない、ということでもある。実際のところはわからないが、もしかすると、直枝は今も5人時代のアンサンブルを無意識に頭の中で鳴らしながらメロディを汲み上げ、展開しているのかもしれない。確かに、近年、カーネーションはメンバー脱退やレーベル、及び事務所移籍など環境的に様々な紆余曲折を繰り返してはいる。だが、乱暴な表現が許されるのならば、直枝自身が描くカーネーション像――それは彼にとってのロックンロールのあまりにも尊い理想像なのだろうが――に、大きなブレはない、ということなのではないか。
だからこそ、彼らはこのタイミングで、5人時代の終盤にステージで披露していたことのある楽曲をあえて新録でリリースすることに一切の躊躇がなかったのだろう。我々が敏感になっているだけで、直枝にとっては5人時代と現在の間に、あくまでソングライティングにおいて極端に大きな線引きはない。そういうことなのかもしれない。そして、実際、ここに届いた「ジェイソン」というナンバー。上り坂をなぜか転がり昇っていくような平衡感覚を無視したスピード感と、時計回りに一回転、逆回りに今度は二回転…を繰り返して不思議な遠心力をつけたかの如きグルーヴ感とが一緒くたになったようなこの曲は、5人時代と現在とが地続きになっていることを改めて実証したような1曲だ。
09年、カーネーションはドラマーの矢部浩志脱退という衝撃的なニュースによって幕を開けた。今や直枝と大田だけになってしまったことに、多くのファンが不安と落胆を隠せないまま今に至っていることとと思う。だが、この「ジェイソン」を聴く限り、何の問題もない、大丈夫だ。というより、なんだ、変わらないじゃないか、それどころか昔のような闇雲なエナジーが戻ってきているじゃないか、と、きっと誰もが確証するに違いない。だが、言っておこう。これは、決して原点回帰によるエネルギー再注入ではなく、これまでになく思い切り踏み込んでのアクセル全開でもないと。あくまでこれがカーネーションのアヴェレージ。常時MAXという名のアヴェレージ。もともとカーネーションというバンドは、直枝政広というソングライターは、これだけの力を持った怪物だった。ただ、それだけのことが証明されたまでだ。
トリオ編成になってから、カーネーションを好きになったというファンは思いのほか多い。身軽にライヴをやり続け、時には自主制作でシングルを発表し、映画も作り、直枝は本まで出してしまう、そんな00年代中盤以降のカーネーションは確かにわかりやすく活動のエネルギーをデフォルメさせてきた。だが、今の彼らはそのようにロックンロール・アイコンである姿をことさらに強調する必要もない。それはこの「ジェイソン」という曲のイビツで無骨な鼻息の荒さが何より雄弁に物語っているだろう。
さて、次はあなたがこの曲を聴いて、その証人になる番だ。迷わず語れ。カーネーションがいかにパッショネイトなバンドであるかを!
2009年2月 岡村詩野
インストアイベント
4月15日のNew Maxi Single「ジェイソン」発売に伴い、インストアイベントが決定致しました。タワーレコード難波店でのインストアイベントも決定です。大阪・東京ともライヴ前日のインストアイベントですので、2日連続でぜひお楽しみ下さい!
カーネーションミニライブ・トーク&サイン会
ゲスト:安田謙一
2009/4/18(Sat)15:00スタート
タワーレコード難波店4F J-POPフロアイベントスペース
- タワーレコード難波・大阪梅田マルビル店・梅田NU茶屋町店・神戸三宮店にて4/15発売"カーネーション/ジェイソン"をご購入のお客様に先着でサイン会参加券を配布いたします。
- イベント終了後にサイン会を開催いたしますので、当日は参加券とCDジャケットを忘れずにご持参願います。紛失等による参加券の再発行は致しません。
- トラブルや都合により、予告なくイベント中止となる場合がございます。
- イベント会場での録音、録画および写真撮影等は禁止させて頂きます。
- サイン会参加券の数には限りがございますのでお早めのご購入をお勧めいたします。
イベントに関するお問い合わせ:タワーレコード難波店06-6645-5521
難波店イベントの詳細はこちら
カーネーションミニライブ・トーク&サイン会
2009/4/25(Sat)17:00スタート
タワーレコード新宿店7Fイベントスペース
- タワーレコード新宿・渋谷店にて4/15発売"カーネーション/ジェイソン"をご購入のお客様に先着でサイン会参加券を配布いたします。
- イベント終了後にサイン会を開催いたしますので、当日は参加券とCDジャケットを忘れずにご持参願います。紛失等による参加券の再発行は致しません。
- トラブルや都合により、予告なくイベント中止となる場合がございます。
- イベント会場での録音、録画および写真撮影等は禁止させて頂きます。
- ミニライブ&トークショーは入場フリーとなっておりますので、どなたでもご覧頂くことができます。但し混雑した場合は入場規制を掛けさせていただく場合もございます。予め、ご了承ください。
- サイン会参加券の数には限りがございますのでお早めのご購入をお勧めいたします。
イベントに関するお問い合わせ:タワーレコード新宿店03-5360-7811
新宿店イベントの詳細はこちら
特典情報
TOWER RECORDS
ポストカード (対象店舗:TOWER RECORDS全店)
新宿店インストアイベントサイン会参加券(対象店舗:新宿店・渋谷店)
難波店インストアイベントサイン会参加券(対象店舗:難波店・梅田大阪マルビル店・梅田NU茶屋町店・神戸店)
「ジェイソン」オリジナルPC用壁紙(対象店舗:@TOWER.JP
)
HMV
ジャケットステッカー(対象店舗:HMV全店)
Disk Union
直枝政広&本秀康レコードハンティング@ディスクユニオン マニア対談リーフレット「ジェイソン読本」
レコミンツ 中野ブロードウェイ
ジャケットステッカー
http://recomints.com/c/index.html
カーネーションフェア詳細
mona records
ジャケットステッカー
http://www.mona-records.com/
ライヴ会場特典
カーネーション B3ポスター(364mm×515mm)
Media (露出情報)
雑誌・WEBなどの露出情報はこちらをご覧下さい
Music & Video
カーネーションのMySpaceで「ジェイソン(Short Version)」プロモーション・ビデオ&「放課後の屋上で」動画掲載中!
YouTubeでカーネーションのレーベル、Cosmic Sea Recordsの公式チャンネル開設!
URL:http://www.youtube.com/CosmicSeaRecords
4月3日よりSpace Showerの「Digital Archives X(DAX)」で
「ジェイソン」プロモーション・ビデオ公開中!
http://www.dax.tv/
"「ジェイソン」発売記念" Spring Tour 2009
ツアー・マーチャンダイズ情報を以下にアップしました!

名古屋公演
日程:2009年4月17日(金)
会場:名古屋 得三
http://www.tokuzo.com/
OPEN:18:30 START:19:30
前売り¥4,500 (全席自由)+ドリンク代
※ドリンク代は当日会場でお支払いいただきます
チケットぴあ[Pコード:318-521]
得三店頭
(問)TOKUZO:052-733-3709
大阪公演
日程:2009年4月19日(日)
会場:大阪 ルイード(心斎橋)
http://www.ruido.org/osaka/
OPEN:17:30 START:18:30
前売り¥4,500 (全席自由)+ドリンク代
※ドリンク代は当日会場でお支払いいただきます
チケットぴあ[Pコード:320-838]
ローソンチケット[Lコード:56215]
※ルイード店頭予約の扱いはありません
(問)ルイード
東京公演
日程:2009年4月26日(日)
会場:東京 キネマ倶楽部
http://www.kinema-club.com/
OPEN:17:00 START:18:00
前売り¥4,500 (全席自由)+ドリンク代
※ドリンク代は当日会場でお支払いいただきます
チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード:318-150]
e+(イープラス) http://eee.eplus.jp
FLIP SIDE ONLINE TICKET 詳細はこちら
(問)FLIP SIDE:03-3466-1100
※本ツアーにはサポートドラムとして中原由貴さん(タマコウォルズ)をお迎えします