7月28日
超徹夜。あれやこれやと並行してやるこんなレコーディング月間というのも振り返ってみればあまりない。こうして同時にいろいろ動いているくらいで丁度いいのかもしれないが、残りの作詞があと5~6曲も、ありえない。大変だ。高校同級生のYからメール。あいつは一足先に50歳になったんだな。1日(晴れるといいな)の赤坂の選曲や練習。とある曲を思い出していて感じたのだが、太陽だの月だのは精神的なリズムを狂わすね。特に今回は食だし。
7月27日
曲ファイルのやりとり等。シュンちゃんから音のスケッチが届く。涙が出たよ、まじで。
7月26日
HDDが届く。小さくて良さそう。天気はいいのだが猛烈ないらいら。日食の後遺症としておこう。ストレスでまったく気力なし。観葉植物に水。気分が落ち着いてから一気に作詞してデモに歌。いくつかのファイルを書き出し等。おれの波動のせいだろうか?花瓶のガーベラが枯れて折れた。夏の朝の雲は様々な表情の早変わりが楽しい。
7月23日
ラブジョイのbikkeから『フュー×ビッケ』(カセット)が届いた。今日はメンテの日。目玉焼き作ってベーグル半分。14時に歯科医で治療。ここに来ると必ず晴れる。そしてマッサージ。うどん。エルヴィス・コステロの懐かしい『アームド・フォーシズ』を聴く。やはり完璧と言うしかない名盤である。安田謙一さんによる耳鼻咽喉科BOX用のライナーノーツが届き、読んでぐぐぐいと胸にきた。CDJ編集長藤本氏から9月発売の『The Beatles in Mono』の詳細を得て即刻予約した。夜中に枝豆食ったり、納豆ご飯。持ち運び用の外付けHDDを注文。
7月22日
日食。NHKの硫黄島からの中継が美しかった。真昼の夕焼けと日食雲。その間、品川は薄暗い曇りだったが、日食を過ぎたらわずかに明るくなって蝉が鳴きだした。親父が「おれより蝉の方がこの状況をよくわかっているのかな。次の日食までおまえは生きていろよ」と笑った。実家から平和島のスタジオまでは大井競馬場からほぼ一本道の5分。楽すぎて申し訳ないから自ら遠い駐車場に車を置く。ベーシック2曲。「Willow in Space」も含む。今日は久しぶりの蕎麦屋のカツカレー。旨いが、よぼよぼのお爺さんのように食べる速度が遅い。かつ2切れを食べ盛りの中原さんに譲る。P社宣伝のM場氏が来訪。おいしいワッフルをおみやげに。じつはワッフル食ったのって人生で二度目くらい。今日もデニーズでコーヒー。
7月21日
ヤンキース松井のサヨナラ・ホームランを見た。カーネーションREC at 平和島。ここに来るといつも雨。黒い「午後の紅茶」無糖ストレートに突然ハマる。ドラムスに中原さんを迎え2曲のベーシック。夕食は豚生姜焼き弁当。横尾が持参したミュージック・マガジン今月発売号のニュース欄に、日本中でほとんどだれも知らないバンド「耳鼻咽喉科」リリースの話題が取り上げられていてびっくらこいた。さらに中原さんがタンバリンの名手でもあることが発覚、すげぇ。デニーズでクールダウン。
7月19日
物忘れが激しい。昨日マッサージに行くことすら忘れた。あきれるほど疲れている。平謝りして今日伺う。移動中は落語。
7月17日
蕎麦屋できす天ざる。いい感じの夏が来たんでフランク・シナトラ『ウォータータウン』とLilac Time『Astronauts』を聴く。もちろんLPだ。そして我らのレコーディングも間近。なんちゅうか慌ただしい。枝豆やミョウガのおいしい季節。読むたびに胸に滲みた『圓生の録音室』読了。
7月15日
きらきら眩しい晴天。総菜パンを半分。歯科医。今日はポリシング。急遽ブックレットに記載することになった耳鼻咽喉科の全歌詞の聴き取り。会報用の原稿も書いていたら朝。とほほ。
7月14日
早起き。梅雨明けかね。今年は随分早いこと。駅前で明太子パスタ。すごく旨いけれどやっぱり残してしまう。電車では退屈な移動時間を麻痺させるために立川志の輔と柳家喬太郎を聴いてにやつく。平澤と横尾と3人で13時に代官山。オーガスタで杏子と会う。今日は耳鼻咽喉科ブックレット用の取材。その学校は違えど彼女は学生時代に耳鼻と一緒のサークル(Z大の重音)にいた。耳鼻の幻のライヴをたくさん観ている貴重な証人なのである。話の中で耳鼻BOXにはやっぱり歌詞を載せようということになった。会うのはTOKYO-FM以来、5年ぶり。まったくお変わりなく元気はつらつで楽しく歓談。そういや15年ほど前、彼女に曲を頼まれて書いたことがあった。なんだかんだでお蔵入りしたけれど、音はまだDATに残ってる。渋谷に移動し、徳永雅之くんと続けて耳鼻の対談。カフェから居酒屋に移動。生ビール2杯と赤ワイン。ヒラメ刺身を二切れ、鮭といくらのご飯。デザイン岡田崇くんも合流。寝不足にて途中気絶。深夜にコンビニのサンドウィッチを食う。
7月13日
腹が減ったので、味噌汁作って卵かけご飯と佃煮と海苔と納豆とブロッコリー。作詞の仕事をまとめて送信。ネットでBobby Charlesの米オリジナル盤LPを安く発見したので注文。そのお店に電車で行くよりは送料がかからない。某オークションでもちょこっと地味に落札したり。で、ふと思い立ち、数限りなく保存している我がアーカイヴス音源の復旧用に古いカセットMTRをごそごそ取り出してテストするが、やはり壊れていた。オークションで状態の良いものを探すしかない。
7月12日
先日の打ち上げは車で飲めなかったのでひとり打ち上げ。 親が和菓子と間違えたお中元の佃煮をもらったのでスーパードライと山椒ちりめんの佃煮。 あと大粒納豆もつまみに加えて。山椒ちりめんが堪えられないうまさ! 金沢の佃っていうメーカー。これがあれば何もいらないとさえ思えた。 今日、一分おきにかんでいた鼻水も食べている間は止まった。
7月11日
歯科医へ。削って仮歯。「ちょっと滲みるかもしれませんが」とのことだったけれど、問題なく。マッサージで身体はぽよんぽよんに。夕べからロクに食っていなかったのでカレーそば。今日と明日くらいはのんびりしよう。ソファでゴロ寝。
7月10日 :「停電ライヴ」
13時起き。飯はどうやっても半分しか食えず。親父がその残りを食う。練習してどたばたと出かける。中目黒から野沢通りに入り、五本木を右折、すると三宿の交差点は三車線のうち右二車線がいきなり右折でやんの。こんなのありか?とんでもねぇ道だ。うっかりそっちに入ってしまったのだが、このまま渋谷まで引き返していたら金曜日だし遅刻だと思い、やくざな侵入でズルして直進。淡島に抜けて下北沢着。リハ後に差し入れのさくらんぼと一個ドーナッツを食べる。いざ、本番。第一部はアコギで珍しい曲を織り交ぜながらスリルを楽しむ。「センチメンタル」後半で突然の停電。止まれないので生で続けた。PAの人もあせっているのがわかる。こういう時、逆にお客さんは盛り上げてくれるしハプニングはおもしろいのだけど、録音で自前のPCを持ち込んだ原口くんのことを考えるとさすがに冷や汗(残念ながら、第一部は消えてしまったらしい)。休憩を挟んで(休憩中も何度か停電あり)第二部はエレクトリック。久しぶりの曲とか耳鼻咽喉科の曲とか未発表曲とか。挑戦者である。空調がきかなくなり超汗だくだったが、逆に集中できた。お客さんはもっと大変だったことでしょう。停電はしかたないけれど(翌日は電気屋さんを呼んだはずなのでもう大丈夫)新装モナの温かい雰囲気好きです。音の方もいくつかいいテイクが録れているんじゃないかと思う。打ち上げは魚のおいしいお店の座敷。アジがうまかった。妖精の村のIくんが入院したという話を聞く。心配だ(後に無事退院)。今日は車ゆえ飲めないのでストイックな気分。品川で風呂入ってちょっと寝たら4時。高速をゆく。
7月9日
10時起き。軽く食事してモナでのライヴ用に歌詞の聴き起こし。車で出撃。代官山のビクター・スタジオでCMの録音。監督も来てオーディオ・データの流し込みプラスα。CM音楽は匿名性を楽しむ仕事だが...ヒントは「アラレちゃんと相武紗季」。もう20年来のつきあいになるディレクター川村さんとの音楽談義はいつも楽しい。無事終了後、昨日のお店で気になったTシャツを購入。タワレコで買い物。話題のDirty Projectors(2CD仕様)とワゴン・セールで発見した懐かしいDavid J『Crocodile Tears & the Velvet Cosh(クロコダイルの涙とヴェルヴェットの棒)』を購入。これは80年代半ばの隠れたアコースティック名盤。品川。おふくろに浴衣の話をすると「あるよ、昔に買った立派なのが。でも今のあんたが着たらやくざだ」と笑われた。飯食って寝転がってギター弾いていたら眠くなって寝てしまった。目覚めたら2時。必死で練習。寝たのは7時。あと何時間か後に本番だぜ。