2010年11月アーカイブ

ナオエのドンキー日記 2010 11月

 こんにちは。
 先日12月25日に行われたクアトロ音源が『LIVE CARNATION』にて配信開始です。音すばらしいです。じっくり仕上げています。どうぞフル・アルバムでライヴをお楽しみください。
 そしていよいよ直枝政広&Love Experienceの『ホプキンス・クリークの逆襲』大阪、東京公演が近づいています。どうぞよろしく!これこそお見逃しのないよう!(2011.2.1更新)

11月30~31日
 37年も続いたおふくろの喫茶店が大家の都合で一旦閉店なので、その手伝い。しかし、運命というか宿命というのか、休業した隣の歯医者さんのご好意で待合室を店に改造、また近くそこで新装開店することになっている。多分、家族で一番タフな人だ。生き甲斐を持っていつまでも元気でいてもらいたい。
BGM :トッド・ラングレン 『魔法使いは真実のスター』

11月27日
 Inter FMにて「ドント・パス・ミー・バイ」生出演。京浜デパートで差し入れ買って安田さんと品川駅で待ち合わせ。タクシー飛ばす。
 湯浅学さんと根本敬さんのインスタレーションとでもいうべきスタジオ内。多数のカセットやおもちゃなどのノイズがずっと途切れない。のぼせそうなほどにカオス。ヘッドフォンしていても雑音で何が何やらさっぱりわからず。でも快感。脳内がジューシィになった。最高に面白い番組だった。持参したテンペストのシングルをかけてもらって満足。
 この後、大井町に出てホルモン焼き。

直枝、安田謙一さん、根本敬さん、湯浅学さん

11月24日
 決算や毎月の支払いで頭を悩ませる。何もかも一番大変な時期に会社はじめたわけだしね。このご時世、CDよりライヴがいいと言われているけれど、それは保守的な若年層を対象にしたメジャー基準(もしくは海外)での話としか思えないな。CDだってライヴだってどっちもきついよ。違う?でもさ、動くのをやめたらだめなんだよ。
 安田さんからもらったイレメさんの最新MIXCDRを聴く(じつは、聴く音楽が身体に響かない時期が続いていたんだけど、この歌謡体験がきっかけになって活性化した)。

11月23日
 決算。事務所通い。岸野雄一くんから来年早々の出演依頼あり。

BGM : ソウル・フラワー・ユニオン 『キャンプ・パンゲア』

11月20日~21日
 考えてみたら超寝不足である。今月は3~4時間の日がずっと続いている。ライヴの日でもそうだ。
 のぞみで名古屋(禎くんは少し遅れる)。宮田、大田、直枝はタクシーでTOKUZO。時間があるので3人して飯。おれは初のスガキヤのラーメン。かつお出汁があそこまで効いてるとは思わず、びっくり!TOKUZO戻ると店長森田さんは二日酔いらしく「頭いてぇ~」と自転車に乗ってどこかへ行ったが、そのままなかなか帰って来ず、しばらくして女性スタッフが走ってきてあやまってる。
 なのでリハ開始が遅れるがなんとか。アコースティックな前半とエレクトリックの後半。その目論みはハマり、演奏ばっちり、MCも爆発。大いに盛り上がったのである。久しぶりのワイルドハニーでは中古CDを2枚購入。歌謡曲などのミュージック・テープを「あげます。あってもしょうがないんで」みたいな感じでごそっといただく。そして大いに飲んでフェイヴレイヴスというバンドの音を聴かせてもらい感激。なんたってO.V.Wright歌う日本人がいるんだぜ。驚きの音、最高だった。
 大田くんは平澤くんを連れて大丸ラーメンを食いに行った。こちらは疲れてるし酔っぱらってそれどころではない。
 3時間ほど寝てから機材車に乗り込み移動。ここからおれは車組。もらったミュージック・テープで松田聖子2枚組を聴きながら大阪に入り、すぐに「梅田へ!」
 大好きなインデアンカレー。そしてシャングリラ入り。
 リハ順調にすすみ。見通しの良い空間のクリアなとてもいいライヴになった。
 小さい音からはじめた。今回は力を抜き、相手の音を聴くことから、それもゆっくりはじめたいと思ったのだ。 
 安田さんとキング・ジョーくん楽屋に来訪。打ち上げはシャングリラともう一カ所行ったっけかなぁ?気がついたら道を延々歩いてて旧バナナのあたりで禎くんと横尾と丼を食って、ショット・バーでシメたんだ。
 翌日は午後より車で帰京。BGMは昨日もらったカセット、荒木一郎、草刈正雄など。吹田からほぼおれが運転。川崎で機材の照井くんに交代。


11月19日
 今日はようやく耳鼻科に行けた。薬もらって吸入。行きつけの蕎麦屋のカレーそばで気合いを入れる。
BGM :グレンスミス『ROMAN ALBUM』

11月14日~18日
 最近は経理の詰めで連日事務所仕事とライヴ準備が並行。ここのところ休みがまったくないので体調に気をつけてる。何故か納豆とキムチを異様に食べてるな、毎日欠かさず。週一は叶わないが、たまのマッサージにも心から救われている。

11月13日
 新宿タワーで『HOPKINS CREEK 10th Anniversary Deluxe Edition』インストア。再発でインストアは異例とのこと。そしてここまでお客さんがたくさん集まってくれたのも凄い。10年前のインストアもここだった。あの時も約180人がサインの列に並んで「こりゃ事件だね」なんて話をしてた。ちょうどインディーズ盤ブームがはじまった頃だった。
 今日もブラウンノーズにはまたおもちゃをたくさん用意してもらって、アコギ、ベース、ドラムスのトリオ。1.大食漢 2.野いちご 3.ひとりとふたり 4.ピエロ・ファンタジー(ブラウンノーズ)5.JUICY LUCY、そしてぼくの弾き語りで6.ギターに映る空。初代デザイナーの星野くんと今回のデザインを担当した宮原清とブラウンノーズとともにビール屋さんでがっつり。そこから恵比寿のセイリン・シューズに移動して毎度、失神しながらの飲み。朝方は頭痛。実家で起きてさっぱり冴えず。超二日酔い。

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11月10日
 『HOPKINS CREEK』DX盤が発売されたけど、半日、次のツアーのリハーサルで根詰めてた。おそらくこういう時は何らかの力に導かれてるんだろうな。ほぼ夢遊病のように日々を過ごしている。もう地続きで何が何やら。
 創作も経営もいろいろある。表現するにも商売するにも、そこにはやりたくないことも含まれるからだ。だから結果、好きなことが出来るわけだけど、じゃあ好きなことって何だ?そこはとてもデリケートな問題だし、微妙だな。もし、自分の発想や技術のすべてが全部好きだと思えたりしたら、一度考え直した方がいいだろう、きっとそのほとんどが勘違いだから。
 ただ、音楽が最終的にかたちになった時は素直にうれしいんだ。その喜びは創作の痛みと引き換えにとても長持ちするからね。

11月8日
 ぼうっとしてた。スーパーの駐車場に入れてからマッサージに行ったあとで気がついたら駐車券がない。後ろポケットにいれたんだけど。コーデュロイのポケットは滑るから一番あぶないんだ。...というわけで駐車1時間半で5千円とられた。最悪。

11月3日
 直枝政広&ブラウンノーズは西荻で真昼のリハをきめて、下北沢へ移動。shimokita round up3。シェルター。久しぶりの共演もばっちり本番も楽しく。いい汗をかいた。見に来てくれたPOP鈴木さんも一緒に、飲みはじめは居酒屋。2軒目の風知空知では斉藤哲夫さんと同席、お話。3軒目の後、ラーメン食べたような気がする。POPさんが激しく酔っぱらったまま自転車に乗って帰ったような絵が残っている。

Profile

直枝政広
カーネーションのバンマス

Archives

New Release


New Maxi Single 『ジェイソン』
2009.4.15 release


『宇宙の柳、たましいの下着』
直枝 政広


『HOPKINS CREEK』
直枝 政広