LIVE CARNATION 「30 years of SOUND FACTORY」東京公演リリース!

カーネーション30周年記念東名阪ツアー"30 years of SOUND FACTORY"から東京公演の音源をリリース。「EARLY YEARS BOX」発売に併せて初期ナンバーも多く演奏したこの公演、特別ゲストもあり。記念にぜひお楽しみください!

LIVE CARNATION:http://livecarnation.jp/

「30 years of SOUND FACTORY」Live at SHIBUYA WWW
公演日:2013日4月13日(土)  
会場:東京 WWW
ツアーサポート:張替智広(Dr) 渡辺シュンスケ(Key)
特別ゲスト:馬田裕次
飛び入りゲスト:鈴木博文、徳永雅之

配信開始日:2013年 9月4日(水)

【キャンペーン期間/価格】
2013年 9月4日(水)12:00正午 ~ 2013年 9月9日(月)12:00正午まで
MP3版: 1,200円 、FLAC/Apple Lossless版: 1,600円
※ 正規価格 MP3版1,600円 FLAC/Apple Lossless版2,000円


【直枝政広からのコメント】
 カーネーションが「夜の煙突」(ナゴムレコード)の録音をしてから、もうじき30年が経とうとしている。記憶なんていっぱいあるようで一握り。決まったように同じ映像の断片が頭の中で繰り返されるだけだ。当事者の都合でそれらはいいように選択され、大雑把に編集されながら、時を重ねるたびに少しずつ忘れていってしまう。客観的な資料は奇跡的に生き延びた数十本ほどのカセットや黴だらけのヴィデオ、数本のマスター・テープやスナップ写真と当時のメンバーやスタッフたちの証言のみ。長く続くカーネーションというバンドだからこそ、この30周年の今を語る時、CD BOXという名のタイム・カプセル『CARNATION EARLY YEARS BOX』(P-Vine)の制作は必須だった。
 2013年4月。バンドの黎明期を振り返るツアーが行われ、それは過去と現在を結びつける大きな流れを持ったメニューとなった。初期の曲をめぐるジャッジには何の迷いもなかったし、今も当たり前のように歌える楽曲であることを再認識できた旅だった。当時、ベースの大田譲はレーベル・メイトであり、ライヴァル的な存在だったバンド、グランドファーザーズに在籍していたにもかかわらず、今はここカーネーションの歴史の中にいる。捩じれた時間を彼は楽しみ、それも当たり前のように強靭なリズムを弾き続けた。バンドとして運命のいたずらや不思議もたくさん経験してきたが、音楽をやるとなったら歴史のすべてを引き受けることでしか気持ちの決着はつかないのだ。過去のすべてを認める。だからこそ、このスリリングな時間の旅は終わるどころか、また一から音楽を見つめ直す作業へと繋がっていたように思えてならない。
 今回、配信する音源は4月13日に渋谷のWWWで行われた『CARNATION EARLY YEARS BOX』発売記念公演。録音はおなじみフライング・パブリッシャーズの石井康則氏によるマルチ録音で、勢いと臨場感もたっぷり(ちなみに会場PAはナゴム時代の「夜の煙突」や新作『SWEET ROMANCE』を録音したGOKサウンドの近藤祥昭氏)。前半は当時のナンバーをかためた構成で、初期オリジナル・メンバーの馬田裕次を迎えた「駅前喫茶」など、この機会がなければ再現はあり得なかったであろう貴重な瞬間も記録されている。後半は一筋縄ではいかないこのバンドの特別メニュー。『DUCK BOAT』から『SWEET ROMANCE』までの時空を超えた演奏と、その壮大なトリップ感を是非とも高音質なFLAC/Apple Lossless (ALAC)でお楽しみください。
直枝政広(バンマス)

【商品トラックリスト】
01. ウォーク・オン
02. ごきげんいかが工場長
03. 昨日の誤算
04. MC1
05. ホリディ
06. きっとイクよ
07. MC2 
08. 駅前喫茶 (特別ゲスト:馬田裕次Vo,B)
09. 恋は底ぬけ
10. 防波堤のJ
11. 摩天楼に雪が降る 
12. ぼうふら漂流族
13. MC3
14. 十字路
15. もうあきてしまった
16. 未来図
17. MC4 
18. Superman
19. REAL MAN
20. 遠くへ
21. Edo River
22. YOUNG WISE MEN
23. ジョンとメリー
24. MC5
25. ゴング・ショウ
26. 夜の煙突
27.なんできみはぼくよりぼくのことくわしいの?

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