ここでは埋もれまくった古い秘蔵音源の一部を公開します。
著作権の問題もあり、未発表曲中心。音質も当時のままなのでもちろん良くないです。
なのでまぁ、ひとつ気楽に、覚悟して聴いてみてください。箱の中をゴソゴソしてると何かしら出てきますんで、おもしろいものがあったらぼちぼちUPしてゆきます。
----これはメーカーや事務所の好意もあってなんとか実現できている企画です。少しでも問題が生じた時点で中止します。(直枝政広)

last modi fication 8th.July.04

02.「ソノラマ・ダンス」 *real audio file : 2min24sec
1982年の耳鼻咽喉科結成とともに発表したカセット・アルバム『耳鼻咽喉科』から。
その2枚組のアルバムはスタジオのセッションや家で制作したテープをおれがゴタゴタに編集して作り上げた妄想ポップ・アルバム。マザーズ・オブ・インヴェンションの『アンクル・ミート』をかなり意識して作った。この曲は友人Tの家でお姉さんのグランド・ピアノを借りて瞬時に作曲、持参したカセット・デンスケでベーシックを録音。後に2TRのオープン・リールを駆使してギターや歌をかぶせてしあげた。ここで聴けるパーカッションは16ミリ・フィルムの缶の蓋にキャンバスを貼る釘をばらまき、スティックで叩いた。そうすると不思議なスネアの音が録音できるのである。これを勝手に工業地帯サウンドと呼んでいた。

01.「ポラーノ」 *real audio file : 1min40sec
以前、ライヴ会場限定で販売したカセットにも収録したのでコアなファンにはおなじみだろう。1983年に録音、4曲入りのカセット『ポラーノ』のタイトル・チューン。
他には「運河の兵隊」も収録。この頃はミニマルな短い曲にこだわっていた。品川の小さな部屋でTEAC244で録音。このカセットと前作『東京ゴジラ』というアルバム・カセットをムーンライダーズの鈴木兄弟に送付後、84年冬に博文氏が連絡をくれた。
それがすべてのはじまりだった(詳しくはファン会報誌「サウンド・ファクトリー」最新号(濃い〜)!をどうぞ)。