結成30周年記念!豪華絢爛!カーネーション・トリビュート・アルバム、遂に完成!

※店舗特典情報をこちらに掲載いたしました。

今年結成30周年を迎えた、ロック・バンド「カーネーション」。
メジャー/インディー問わずシーンの中で独自のスタンスを貫き、ベテランといってもいいキャリアを誇りながらも、前衛的な実験をも同居させる唯一無二のサウンドは多くのミュージック・ラヴァーから熱い支持をうけている。ロックのなんたるかを知り尽くしながらも常に新たなチャレンジを続ける彼等に共鳴したミュージシャンも数多い。

今回30周年を記念してその中から澤部渡(スカート)と佐藤優介(カメラ=万年筆)の2人が発起人となり、トリビュート・アルバムが完成した。カーネーションとほぼ同キャリアを重ねるベテランから、カーネーションと縁の深いミュージシャン、また現在のインディー・シーンを代表する若いバンドが多数参加。そして旧メンバーである矢部浩志(M11)、鳥羽修(M14)も参加している。カーネーションの幅広い音楽性や、シーンへの影響力の大きさが一目でわかる、豪華絢爛のコンピレーション・アルバム。

またジャケットにはカーネーションのファンも公言している気鋭の漫画家で、スカート澤部とトーベヤンソン・ニューヨークなるバンドでも活動中の西村ツチカの書き下ろしイラストを起用している。


■発起人:澤部渡(スカート)からのご挨拶
まず、カーネーションさま、30周年おめでとうございます。そして今回、楽しみながら力を貸してくださったアーティストのみなさま、本当にありがとうございます。未熟な発起人だったと思いますが、周りの協力もあり、こうして1枚のCDにまとめることができました。マスタリングを終え、CDが一周したとき、ぼくはカーネーションのソングライティングの芯の強さを感じる事ができました。
アレンジをしたアーティストの手腕はもちろんですが、このトリビュート・アルバムがここまでの充実作になったのはそこに起因するものが大きいとぼくは確信しています。まだカーネーションを知らない若い世代、なんとなくカーネーションを取りこぼしたまま大人になってしまった方々、そして、これまでカーネーションを聴いてきたぼくのような人たちがカーネーションというバンドについて、今一度考える(もしくは発見/体験)きっかけになったこれほどうれしいことはありません。是非、楽しんでいただければ、と思います。
澤部渡(スカート)

カーネーション トリビュート・アルバム
『なんできみはぼくよりぼくのことくわしいの?』
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発売日:2013年12月18日(水)
(カーネーション12月東名阪ツアーにて先行発売)

品番:PCD-28023
価格:¥2,940(税込)/¥2,800(税抜)
発売元:P-VINE RECORDS

【収録アーティスト&楽曲】

1.森高千里 with カーネーション 
「夜の煙突」(84年 デビューシングル) 

2.ミツメ
「YOUNG WISE MEN」(88年『YOUNG WISE MEN』)

3.シャムキャッツ
「からまわる世界」(91年『エレキング』)

4.大森靖子
「The End of Summer」(92年『天国と地獄』)

5.岡村靖幸
「学校で何おそわってんの」(92年『天国と地獄』)

6.ブラウンノーズ & 梅津和時
「ダイナマイト・ボイン」(94年『EDO RIVER』)

7.曽我部恵一
「Edo River」(94年『EDO RIVER』)

8.カメラ=万年筆
「トロッコ」(94年『WACKY PACKAGES』)

9.失敗しない生き方
「グレイト・ノスタルジア」(96年『GIRL FRIEND ARMY』)

10.Babi
「60wはぼくの頭の上で光ってる」(97年『booby』)

11.スカート
「月の足跡が枯れた麦に沈み」(99年『Parakeet & Ghost』)

12.山本精一
「未来図」(12年『SWEET ROMANCE』)

13.森は生きている
「Bye Bye」(12年『SWEET ROMANCE』)

ボーナス・トラック
14.うどん兄弟 with カメラ=万年筆 「Edo River」(94年『EDO RIVER』)

【参加アーティストプロフィール】

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■森高千里
1969年生まれ 熊本県出身1987年5月25日シングル「NEW SEASON」でデビュー。
1989年に「17才」でブレイクを果たす。独自の視点から描かれる歌詞の世界観や、楽器演奏もこなすアーティストとして独自の立ち位置を確立し、男女を問わず多くのファンを獲得。代表曲として「雨」、「私がオバさんになっても」、「渡良瀬橋」、「私の夏」、「気分爽快」、「ララ サンシャイン」など数々のヒット曲を生み出す。
2012年5月25日にデビュー25周年を迎え、25周年企画を続々と進行中。
12月4日には、デビュー25周年企画 セルフカバーシリーズ「LOVE」(Vo.1~4)を発売。

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■ミツメ
2009年東京都にて結成、2010年からライブ活動を開始した4人組のバンドです。
2013年7月にシングル「うつろ」をリリース。色々なことにチャレンジしています。

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■シャムキャッツ
2009年4月に1stフル・アル バム『はしけ』をリリース。その後、自主制作で連続リリースしたCD-R作品(全3作)「DEMO SINGLE SERIES」、シングル「渚」「サマー・ハイ」は全てソールドアウト。2011年にミニ・アルバム『GUM』をリリース。
2012年12月、P-VINE RECORDSより最新フル・アルバム『たからじま』をリリース。収録曲"SUNNY"がテレビ東京系「モヤモヤさまぁ~ず2」のエンディング曲に起用される。代官山UNITでのワンマンやアンコール・ツアーが大好評のうちに幕を閉じた「たからじま リリースツアー」以降も、ASIAN KUNG-FU GENERATION主催「NANO-MUGEN CIRCUIT 2013」ツアーファイナル東京公演への出演をはじめとし、各地のフェスティバル/イベントに顔を出し始める。2013年夏以降は京都のバンドTurntable Filmsと制作したスプリット12インチアナログシングルを引っ提げて全国ツアーを開催。

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■大森靖子
1987年生まれ愛媛県出身。2013年3月にファーストアルバム『魔法が使えないなら死にたい』を発売するとすぐさま口コミで話題になり、なぜかTIFに出演したり週刊誌『フライデー』で連載したり事務所無所属のままクアトロをソールドアウトさせたりインディーズの枠にとらわれず爆走中の弾き語りシンガー。ライヴではフリーキーなギターの弾き方や言葉のセレクトで、一人一人とタイマンするかのように歌をたたみかける。重度のハロヲタ。

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■岡村靖幸
1965年8月14日生まれ、神戸出身のシンガーソングライターダンサー。渡辺美里、吉川晃司等の作曲家としての活動を経て、1986年、「Out of Blue」でデビュー。
ブラックミュージック、ロック、ポップス、歌謡曲等、様々な音楽のエッセンスを吸収、発展させたトラックは、ファンキーであったり、バラードであったり変幻自在。加えて、青春や恋愛の機微を描いた瑞々しいワン&オンリーな歌詞が唯一無比、圧倒的な支持を得ている。多彩な楽器を一人でこなしてしまう非凡なプレイヤーでもある。オリジナルアルバムを6枚発表。そういった意味では寡作なアーティストでもある。2011年8月にセルフカバーアルバム「エチケット」(ピンクジャケット、パープルジャケット、2枚同時発売)をリリース。自らの楽曲のアップ・トゥ・デイト・バージョンは大きな反響を呼んだ。その後は精力的にツアーを行いながら様々なアーティストに楽曲提供&プロデュース活動を行う。そして今秋、6年ぶりにシングルを発表した。ニックネームは「岡村ちゃん」。

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■ブラウンノーズ & 梅津和時
ブラウンノーズは兄弟2人組。1997年1st「UNDERGROUND RADIO SHOW」。2001年2nd 2枚組「LIFE IS QUESTION」。直枝政広ソロアルバム「HOPKINS CREEK」参加。岡村靖幸トリビュート「どんなものでも君にかないやしない」直枝政広&ブラウンノーズで参加。年1,2回の少ないライブは一見の価値あり。ライヴ会場限定CD各種あります。

梅津和時は1949年10月17日、宮城県生まれ。70年代前半に渡米、ニューヨークのロフトシーンで活躍した後に帰国、 1977年結成の生活向上委員会大管弦楽団で一世を風靡した。 1981年にドクトル梅津バンド(DUB)を結成、以後DIVA、シャクシャイン、ベツニ・ナンモ・クレズマなどのリーダーバンドを結成、 現在はKIKI BANDとこまっちゃクレズマ、新大久保ジェントルメンの3つのバンドを率いている。海外のジャズフェスティバル出演や、欧州ツアーなど、国内外で精力的に活動している。

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■曽我部恵一
1971年生まれ、香川県出身。ミュージシャン。ROSE RECORDS主宰。ソロだけでなく、曽我部恵一BAND、サニーデイ・サービスなどで活動を展開。プロデュースワーク、執筆、CM・映画音楽制作、DJなど、その表現範囲は実に多彩。下北沢のカフェ兼レコード店CITY COUNTRY CITYのオーナーでもある。最新作は11月1日発売のアルバム『超越的漫画』。

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■カメラ=万年筆
2010年に佐藤優介と佐藤望の2名によって結成されたユニット。坂本龍一がパーソナリティを務めるJ-WAVE 「RADIO SAKAMOTO」のオーディションコーナーにノミネート。ライブでは毎回違った趣向のステージングを披露。最新作は2013年発売の『bamboo boat』。

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■失敗しない生き方
2010年秋、都市と郊外の狭間=東京中西部にて、天野龍太郎(gt./vo.)、今井一彌(key.)、千葉麻人(t.sax)、寺尾拓未(dr.)、蛭田桃子(vo.)、村上慎吾(ba.)によって結成されたベッドタウン・ポップ・グループ。2013年1月にリリースしたEP『遊星都市』がごく一部の奇特な聴衆の間で話題となる。現在、都内を中心に癒やしと狂騒と破綻のライブ演奏を展開中。
  
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■Babi
2歳からピアノを学び、トイレソング、空腹ソングなどを作りはじめ、5歳から6年間本格的に作曲を学ぶ。高校時代、MTRを使用した多重録音に少しはまる。音大に進学し、さらに多重録音にはまり、家にこもって自宅録音する創作スタイルがはじまる。2011年音楽の他、ものづくりを中心としたいろいろなモノを制作発表できる場として、レーベル「uffufucucu」をはじめる。1stアルバム『6色の鬣とリズミカル』をリリース。2012年映像•展示作品の音楽やCM音楽を手がけながら製作を続ける。2013年9月2ndアルバム『Botanical』をuffufucucuとnobleによるレーベル・コラボレーションでリリース。

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■スカート
どこか影を持ちながらも清涼感のあるソングライティングとバンドアンサンブルで職業・性別・年齢を問わず評判を集める不健康ポップバンド。2006年、澤部渡のソロプロジェクトとして活動を開始。悲しい紆余曲折を経て、現在は佐久間裕太(昆虫キッズ/ドラムス)、清水瑶志郎(マンタ・レイ・バレエ/ベース)、佐藤優介(カメラ=万年筆/キーボード)をサポートメンバーとして迎え活動を行っている。発表作品に『エス・オー・エス』(2010年)『ストーリー』(2011年)『ひみつ』(2013年)がある。

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■山本精一
1980年代後半よりBoredomsにギタリストして参加。並行して自身のリーダーバンドである想い出波止場や羅針盤を結成。90年代に入ってからは、電動歯、赤武士、ザ・ハッピー・カウボーイズといったBoredomsのメンバーとの別プロジェクトや、Novo Tono、Rovo、Ya-To-I、Mostといったバンドに参加し、中心的な役割を担う。21世紀以降も、TEEM、Para、カオス・ジョッキーなどのプロジェクトを次々と始動。音楽誌、文芸誌への寄稿も多く、1999年にはギターマガジン誌に1994年から連載していたエッセイ「ギタバリョー」他を収めた単行本『ギンガ(Pヴァイン・ブックス)』を上梓。また、自身のCDジャケットのデザイン、イラスト/写真も手がけている。

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■森は生きている
東京で活動する6人組バンド。カントリー、ソフトロック、スワンプ、アンビエント、モンド、エキゾチカ、トロピカル、ジャズ、ブルース、クラシック、アフロなど...メンバーの雑多な音楽嗜好により、バンドは唯一無二のチャンポンミュージックを奏でる。

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■うどん兄弟
AKB48・NMB48・渡り廊下走り隊・Buono!などの振付師として有名な西田一生のプロデュースによるアイドルユニット「ANNA☆S」(アンナッツ)から派生した、全員中学2年生女子によるラップユニット。メンバーは涼夏、優奈、由乃の3人、メンバー作詞のゆるめなラップで主にANNA☆Sワンマンライヴに出没している。最新シングルは2012年発売の「スタジオへ行こう!」

ジャケット・イラスト:西村ツチカ
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短編集『西村ツチカ作品集 なかよし団の冒険』(徳間書店)が第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の新人賞を受賞。'11年には第2の作品集『かわいそうな真弓さん』(徳間書店)を発表。最新単行本は'13年発表の『さよーならみなさん』(小学館)


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